各国SIMの選び方。香港編(2016年8月6日更新)
[1]世界で最もSIMが買いやすい香港
香港のプリペイドSIMは身分証明書の提示やユーザー登録不要で購入可能。世界でも最も買いやすく使いやすいSIMを発行している国といえます。空港にはキャリアの店もありますしコンビニでも購入可能。なおコンビニは希望するSIMが品切れのこともあるので注意。深夜時間に到着する人やツアーでSIMを買う余裕が無い、という人はあらかじめ購入しておくのもお勧めです。
香港のプリペイドSIMの特徴は、
1.誰でも簡単に買える
2.有効期限180日のものが大半(チャージで180日延長)
3.香港以外でも使えるSIMも発行(香港+中国、香港+海外、海外専用など)
といったところです。チャージはどのキャリアもクレジットカードに対応。但し3HKは日本など海外のカードだと追加まで若干時間がかかります。またデータ通信料金は1日定額以外にも3日や5日の定額を出しているところも。
なお香港の通信方式は基本としてB3/B7を押さえておけばOK。B1もW-CDMAからの転用で増えています。中国移動香港はTD-LTEも提供中。
[2]お勧めの香港SIM
海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、香港SIMは以下リンクから。
多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。
(A)香港 データ&通話 HK$80タイプ (HK$24/日LTEデータ定額)
SmarToneの定番SIM。何もせずともHK$24/日でLTEのデータ通信が定額。残高HK$80なので3日たっぷり利用可能。
(B)中国・香港 LTEデータ (中国HK$68/日・海外各国対応)
中国移動香港のローミング対応SIM。香港内はHK$28/日でLTEデータ定額。また中国,日本,シンガポール,マカオ,台湾,オーストラリア,インドネシア,韓国,フィリピン,マレーシア, タイなどでもデータ通信可能。アジアに出かけることの多い人は、予備用としてキープしておくと便利。クレジットカードによる残高追加の反映もすぐ。
(C)香港 1.5GB/5日, 5GB/8日LTE データ&通話 (中国・マカオ・台湾 データ対応)
香港ついでに中国やマカオに半日行きたい、という時に便利。40MB/HK$40/日のデータローミングが利用可能。これを使うためには残高があらかじめ多い5GB/8日タイプの購入がお勧め。
3HKのSIMなども含め、香港内は1日HK$30以下でデータ定額出来るタイプが多いのが特徴。また中国聯通香港は中国や台湾、マカオと共通して利用できるSIMも発行しています。
今回は紹介が間に合っていませんが、非接触ICカードの「Octopus Card」搭載タイプもあります(CSL発行)。香港でキャッシュレス滞在をしたい人にお勧め。
香港キャリアはMVNOを含め、まだまだ多くのSIMが販売されています。それらは順次追加していきますので、自分の用途にあった使い方を探してください。