各国SIMの選び方。マカオ編(2016年8月22日更新) [1]使い勝手が悪い、韓国で買うプリペイドSIM 韓国もプリペイドSIMが自由に買えるようになったものの、現時点では手軽に買えるSIMは「EG SIM」と「KT IS」の2種類で、どちらも3Gのみ対応。またコンビニの一部で売っているものの品切れのことが多く、空港で買えないことも。さらにはユーザー登録にはパスポートの写真送付が必要で真夜中は非対応など、あまり使い勝手はよくありません。レンタルルーターの利用か、香港キャリアのプリペイドSIMをお勧めします。 香港キャリアのプリペイドSIMなら、ユーザー登録不要で使える上に、LTE対応の製品もあります。韓国で現地SIMを買うよりも使い勝手は非常に高いと言えます。なおここでは紹介しませんが、中国聯通香港の韓国SIMは、現地SIMのリセールなので、韓国で買う場合と同様にパスポート写真送付などが必要なので使い勝手は悪く、お勧めしません(当サイトでも紹介はしていません)。 [2]お勧めの韓国SIM 海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、マカオのSIMは以下リンクから選べます。 海外SIMモール > 韓国 多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。 (A)韓国・タイ LTEデータ 定額/5日 LTE対応で5日間定額利用可能。今のところ1GB程度ではデータ制限はない模様です(体験レポ募集中)。 (B)韓国 3Gデータ 5GB/7日 3Gですが7日間5GB利用可能。 (C)「アジア8カ国(中国など) LTEデータ 500MB/8日間」 韓国とアジア8カ国共用。8日間500MBですが、10月末まで1GBの増量プロモーション中。韓国だけで使うのもよし、ソウルのあとに中国や台湾に行く、という場合も便利。 韓国でプリペイドSIMを使いたい場合は、現地入手が出来ないこともあるので、香港キャリアのSIMの準備をお勧めします。
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各国SIM選び方その4 マカオ編
各国SIMの選び方。マカオ編(2016年8月16日更新) [1]マカオフェリーターミナルの自販機が手軽 マカオのプリペイドSIMは香港同様にユーザー登録不要で購入できます。マカオの玄関口である、香港からフェリーが到着するマカオフェリーターミナルにはCTM、Hutchison Macau(3MO)、SmarToneのプリペイドSIM自販機があるのでその場で購入可能。SIMの種類はCTMが多く、手軽に使うなら3MOがお勧め。また市内の各キャリアの店舗でも同様にプリペイドSIMは簡単に購入できます。CTMなら3日用が100マカオパタカ、3MOは500MB利用できるSIMが50マカオパタカです。一方、タイパ島のフェリーターミナルやマカオ空港にはCTMの自販機のみが設置されているようです。 簡単に購入できるマカオのSIMですが、マカオ到着前に入手しておきたい場合は、香港キャリアのマカオSIMがあると便利でしょう。フェリーでマカオへ向かう場合は、乗船中に途中からマカオの電波を拾います。移動中にもマカオキャリアを利用したい人にも香港キャリアのSIMはお勧めかもしれません。 なお香港キャリアの台湾SIMは、マカオで使う時にローミング設定をONにしてください。あくまでも香港キャリアのSIMですから、マカオではローミング扱いとなります。 [2]お勧めのマカオSIM 海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、マカオのSIMは以下リンクから選べます。 海外SIMモール > マカオ 多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。 (A)香港・マカオ 3Gデータ定額/7日 3Gですがマカオで7日間データ定額(1GBまで3G、以降128kbps)。手軽に使える1枚。 (B)中国・香港・マカオ・台湾 3Gデータ 1GB/30日 3Gですがマカオ、香港、中国、台湾共用で1GB。マカオから中国に抜けて香港に戻るときなど持っていると便利。 (C)「香港 1.5GB/5日, 5GB/8日LTE データ&通話 (中国・マカオ・台湾 データ対応)」 本来は香港用のプリペイドSIMですが、HK$40/40MB/日の中国・マカオ・台湾データパッケージが利用可能。香港の利用が多く、マカオへ半日寄りたい、といったときに便利です。マカオではCTMのFDD-LTEも利用可能。 マカオは現地SIMが入手しやすいとはいえ、同行者がいたりツアーだったりでSIMを買う時間が無い場合など、香港キャリアのマカオSIMを持っておくと便利でしょう。
各国SIM選び方その3 台湾編
各国SIMの選び方。台湾編(2016年8月11日更新) [1]台湾の空港で購入可能。要ユーザー登録 台湾は空港にキャリアのカウンターがあるのでその場でプリペイドSIMの購入が可能です。すでに多くの情報がWEBにあるので情報を探すのは容易でしょう。台湾はプリペイドSIMの購入は1キャリアあたり1枚のみ。パスポートと免許証など身分証明書2通の提示が必要です(キャリアによっては1通でもOKですが、規定では2通なので注意)。必ず登録が必要なので、空港で時間の無いときや、市内のキャリアの店に行く時間が無いときは、現地SIMの入手は困難です。セブンイレブンなら24時間、自社のMVNOのプリペイドSIMを販売・登録してくれますが、SIMが品切れの場合もあります。 台湾渡航前にプリペイドSIMを入手しておきたい、という場合は香港キャリアの台湾用プリペイドSIMが便利です。まずユーザー登録は必要ありません。スマートフォンにSIMを入れて、APNの設定さえすればそのまま使うことができます。また(なかなかいないと思いますが)台湾で全キャリアのプリペイドSIMを購入済みで、さらにもう1枚欲しい、と言う場合にも香港キャリアのSIMが便利です。あるいは友人や知人が台湾に行くけど、現地でSIMを買うのが難しい、なんて場合も、香港SIMを買っておいて渡すといいでしょう。 なお香港キャリアの台湾SIMは、台湾で使う時にローミング設定をONにしてください。あくまでも香港キャリアのSIMですから、台湾ではローミング扱いとなります。 [2]お勧めの台湾SIM 海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、台湾のSIMは以下リンクから選べます。 海外SIMモール > 台湾 多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。 (A)台湾 3Gデータ 定額/7日(中国香港100MBおまけ) 3Gですが台湾で7日間データ定額(3GBまで3G、以降128kbps)。手軽に使える1枚。 (B)台湾・シンガポール・マレーシア・インドネシア・日本 LTEデータ定額/7日 LTEに対応してデータ定額。SmarToneによると速度制限は無いそうです(実利用レポートをお待ちします)。 (C)中国・香港 LTEデータ (中国HK$68/日・海外各国対応) 香港と中国が多いけど、たまに台湾に行く、という人に。台湾はHK$98/日定額とやや高いのですがLTEに対応。 (D)中国・香港 3Gデータ&通話 (中国香港デュアルナンバー) (マカオ・台湾・日本対応) これも香港と中国が多い人向け。香港と中国の2つの電話番号が利用可能。台湾は3Gのみですが、300MB/HK$48/8日または500MB/HK$68/30日でデータ通信利用可能。 香港ではこの他にも、台湾キャリアのSIMをそのまま代理店が販売している例がいくつかあります。台湾キャリアのSIMそのものなのでLTEに対応、しかしユーザー登録は不要というものです。現時点では販売先が限られることと、流通が安定せず必ず買えるものではありません。しかし当海外プリペイドSIMモールではなるべくそれらのSIMの情報もまとめ、取り扱いも行いたいと考えています。
各国SIM選び方その2 香港編
各国SIMの選び方。香港編(2016年8月6日更新) [1]世界で最もSIMが買いやすい香港 香港のプリペイドSIMは身分証明書の提示やユーザー登録不要で購入可能。世界でも最も買いやすく使いやすいSIMを発行している国といえます。空港にはキャリアの店もありますしコンビニでも購入可能。なおコンビニは希望するSIMが品切れのこともあるので注意。深夜時間に到着する人やツアーでSIMを買う余裕が無い、という人はあらかじめ購入しておくのもお勧めです。 香港のプリペイドSIMの特徴は、 1.誰でも簡単に買える 2.有効期限180日のものが大半(チャージで180日延長) 3.香港以外でも使えるSIMも発行(香港+中国、香港+海外、海外専用など) といったところです。チャージはどのキャリアもクレジットカードに対応。但し3HKは日本など海外のカードだと追加まで若干時間がかかります。またデータ通信料金は1日定額以外にも3日や5日の定額を出しているところも。 なお香港の通信方式は基本としてB3/B7を押さえておけばOK。B1もW-CDMAからの転用で増えています。中国移動香港はTD-LTEも提供中。 [2]お勧めの香港SIM 海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、香港SIMは以下リンクから。 海外SIMモール > 香港 多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。 (A)香港 データ&通話 HK$80タイプ (HK$24/日LTEデータ定額) SmarToneの定番SIM。何もせずともHK$24/日でLTEのデータ通信が定額。残高HK$80なので3日たっぷり利用可能。 (B)中国・香港 LTEデータ (中国HK$68/日・海外各国対応) 中国移動香港のローミング対応SIM。香港内はHK$28/日でLTEデータ定額。また中国,日本,シンガポール,マカオ,台湾,オーストラリア,インドネシア,韓国,フィリピン,マレーシア, タイなどでもデータ通信可能。アジアに出かけることの多い人は、予備用としてキープしておくと便利。クレジットカードによる残高追加の反映もすぐ。 (C)香港 1.5GB/5日, 5GB/8日LTE データ&通話 (中国・マカオ・台湾 データ対応) 香港ついでに中国やマカオに半日行きたい、という時に便利。40MB/HK$40/日のデータローミングが利用可能。これを使うためには残高があらかじめ多い5GB/8日タイプの購入がお勧め。 3HKのSIMなども含め、香港内は1日HK$30以下でデータ定額出来るタイプが多いのが特徴。また中国聯通香港は中国や台湾、マカオと共通して利用できるSIMも発行しています。 今回は紹介が間に合っていませんが、非接触ICカードの「Octopus Card」搭載タイプもあります(CSL発行)。香港でキャッシュレス滞在をしたい人にお勧め。 香港キャリアはMVNOを含め、まだまだ多くのSIMが販売されています。それらは順次追加していきますので、自分の用途にあった使い方を探してください。
各国SIM選び方 その1 中国編
各国SIMの選び方。中国編(2016年10月30日更新) [1]中国でFacebookやTwitterが可能な香港キャリア提供の中国SIM 1.中国国内での海外SNSの制限 中国国内で販売されるプリペイドSIMは、基本的にFacebookやTwitterなど海外SNSのアクセスに制限がかけられています。Gmailもエリアによってはうまく繋がらないこともあります。 北京や上海の空港では中国国内キャリアのプリペイドSIMを売っていますが、それらを使っても海外SNSには直接つながらないのです。 中国でFacebookやTwtterへ接続する方法の代表例は、以下の4通りです。 1.香港キャリア販売の中国向けプリペイドSIMを買う ← 一番お勧め 2.日本のキャリアのローミングサービスを使う ← 簡単だが割高 3.レンタルルーターを使う ← 中のSIMが中国キャリアの場合は海外SNS利用できず(要VPN) 4.中国キャリアのプリペイドSIMを買い、VPNを通す ← 安価だがVPN設定が面倒 ということから、「海外SIMモール」でも紹介している香港キャリア販売の中国向けプリペイドSIMをお勧めします。 2.香港キャリア販売の中国向けプリペイドSIMの種類 海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、中国向けは以下リンクから参照できます。 海外SIMモール > 中国 多数のSIMがありますが、中国本土へ何度も行ったスタッフや関係者の経験から、お勧めするのは以下の3種類です。 (A)「中国・香港 LTEデータ 1.5GB/10日」 中国と香港で10日間1.5GBの利用が可能。中国移動のTD-LTE(B38/B39/B40)が利用できます。中国主要都市への訪問ならこちらが便利。なお3GはTD-SCDMAとなるので、地方都市などでは速度が厳しいことと、海外から持ち込んだ端末は同方式非対応の場合あり。その点だけが注意です。 (B)「中国・香港 3Gデータ1GB/7日」 中国と香港で7日間1GBが利用可能。中国聯通のW-CDMA(B1)なので、ほぼ全てのスマートフォンが対応。地方都市でもほぼ繋がります。予算に余裕あれば(A)と合わせて2枚持ちすれば、中国国内の通信はほぼ完ぺき。 (C)「中国・香港 3Gデータ&通話 (中国香港デュアルナンバー) (マカオ・台湾・日本対応)」 香港と中国の2つの電話番号が利用可能。中国国内で音声通話が多い人にお勧め。相手に中国の番号を伝えることができるわけです。データ通信は各種パッケージがあるのでそれで付与できます。最大有効日数が540日と長いのも魅力です。 ↑上記SIMはキャリアでの販売終了。市場在庫のみとなります。 また香港旅行に来たけど、1日だけちょっと深センに行きたい、と言う時はこちらがお勧め。 (D)「香港 1.5GB/5日, 5GB/8日LTE データ&通話 (中国・マカオ・台湾 データ対応)」 本来は香港用のプリペイドSIMですが、HK$40/40MB/日の中国・マカオ・台湾データパッケージが利用可能。香港の利用が多く、中国へもちらりと寄りたいなら使いやすいでしょう。中国では中国聯通のW-CDMAに加え、FDD-LTE(B1/B3)も利用可能。 この他にも「中国・香港・マカオ・台湾」の大中華4カ国で使えるもの、中国でも広東省に特化したもの、台湾向けSIMで中国と香港のオマケデータがあるものなど、いずれのSIMも香港キャリア発行プリペイドSIMなので海外SNSの利用は可能です。渡航期間や利用シーンに合わせて最適なものを選んでください