各国SIMの選び方。マカオ編(2016年8月16日更新)
[1]マカオフェリーターミナルの自販機が手軽
マカオのプリペイドSIMは香港同様にユーザー登録不要で購入できます。マカオの玄関口である、香港からフェリーが到着するマカオフェリーターミナルにはCTM、Hutchison Macau(3MO)、SmarToneのプリペイドSIM自販機があるのでその場で購入可能。SIMの種類はCTMが多く、手軽に使うなら3MOがお勧め。また市内の各キャリアの店舗でも同様にプリペイドSIMは簡単に購入できます。CTMなら3日用が100マカオパタカ、3MOは500MB利用できるSIMが50マカオパタカです。一方、タイパ島のフェリーターミナルやマカオ空港にはCTMの自販機のみが設置されているようです。
簡単に購入できるマカオのSIMですが、マカオ到着前に入手しておきたい場合は、香港キャリアのマカオSIMがあると便利でしょう。フェリーでマカオへ向かう場合は、乗船中に途中からマカオの電波を拾います。移動中にもマカオキャリアを利用したい人にも香港キャリアのSIMはお勧めかもしれません。
なお香港キャリアの台湾SIMは、マカオで使う時にローミング設定をONにしてください。あくまでも香港キャリアのSIMですから、マカオではローミング扱いとなります。
[2]お勧めのマカオSIM
海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、マカオのSIMは以下リンクから選べます。
多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。
(A)香港・マカオ 3Gデータ定額/7日
3Gですがマカオで7日間データ定額(1GBまで3G、以降128kbps)。手軽に使える1枚。
(B)中国・香港・マカオ・台湾 3Gデータ 1GB/30日
3Gですがマカオ、香港、中国、台湾共用で1GB。マカオから中国に抜けて香港に戻るときなど持っていると便利。
(C)「香港 1.5GB/5日, 5GB/8日LTE データ&通話 (中国・マカオ・台湾 データ対応)」
本来は香港用のプリペイドSIMですが、HK$40/40MB/日の中国・マカオ・台湾データパッケージが利用可能。香港の利用が多く、マカオへ半日寄りたい、といったときに便利です。マカオではCTMのFDD-LTEも利用可能。
マカオは現地SIMが入手しやすいとはいえ、同行者がいたりツアーだったりでSIMを買う時間が無い場合など、香港キャリアのマカオSIMを持っておくと便利でしょう。