各国SIM選び方その3 台湾編

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各国SIMの選び方。台湾編(2016年8月11日更新)

[1]台湾の空港で購入可能。要ユーザー登録

台湾は空港にキャリアのカウンターがあるのでその場でプリペイドSIMの購入が可能です。すでに多くの情報がWEBにあるので情報を探すのは容易でしょう。台湾はプリペイドSIMの購入は1キャリアあたり1枚のみ。パスポートと免許証など身分証明書2通の提示が必要です(キャリアによっては1通でもOKですが、規定では2通なので注意)。必ず登録が必要なので、空港で時間の無いときや、市内のキャリアの店に行く時間が無いときは、現地SIMの入手は困難です。セブンイレブンなら24時間、自社のMVNOのプリペイドSIMを販売・登録してくれますが、SIMが品切れの場合もあります。

台湾渡航前にプリペイドSIMを入手しておきたい、という場合は香港キャリアの台湾用プリペイドSIMが便利です。まずユーザー登録は必要ありません。スマートフォンにSIMを入れて、APNの設定さえすればそのまま使うことができます。また(なかなかいないと思いますが)台湾で全キャリアのプリペイドSIMを購入済みで、さらにもう1枚欲しい、と言う場合にも香港キャリアのSIMが便利です。あるいは友人や知人が台湾に行くけど、現地でSIMを買うのが難しい、なんて場合も、香港SIMを買っておいて渡すといいでしょう。

なお香港キャリアの台湾SIMは、台湾で使う時にローミング設定をONにしてください。あくまでも香港キャリアのSIMですから、台湾ではローミング扱いとなります。

[2]お勧めの台湾SIM

海外SIMモールで紹介しているプリペイドSIMのうち、台湾のSIMは以下リンクから選べます。

海外SIMモール > 台湾

多数のSIMがありますが、特におすすめは以下のSIMです。

(A)台湾 3Gデータ 定額/7日(中国香港100MBおまけ)
3Gですが台湾で7日間データ定額(3GBまで3G、以降128kbps)。手軽に使える1枚。

(B)台湾・シンガポール・マレーシア・インドネシア・日本 LTEデータ定額/7日
LTEに対応してデータ定額。SmarToneによると速度制限は無いそうです(実利用レポートをお待ちします)。

(C)中国・香港 LTEデータ (中国HK$68/日・海外各国対応)
香港と中国が多いけど、たまに台湾に行く、という人に。台湾はHK$98/日定額とやや高いのですがLTEに対応。

(D)中国・香港 3Gデータ&通話 (中国香港デュアルナンバー) (マカオ・台湾・日本対応)
これも香港と中国が多い人向け。香港と中国の2つの電話番号が利用可能。台湾は3Gのみですが、300MB/HK$48/8日または500MB/HK$68/30日でデータ通信利用可能。

香港ではこの他にも、台湾キャリアのSIMをそのまま代理店が販売している例がいくつかあります。台湾キャリアのSIMそのものなのでLTEに対応、しかしユーザー登録は不要というものです。現時点では販売先が限られることと、流通が安定せず必ず買えるものではありません。しかし当海外プリペイドSIMモールではなるべくそれらのSIMの情報もまとめ、取り扱いも行いたいと考えています。